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幼児教育専攻

初等教育教員養成課程 幼児教育専攻

知識と技能を深め、幼?小連携を踏まえた指導者をめざす

幼児教育専攻では、幼児を理解する力や豊かな表現力を身につけ、高度な実践力?専門性及び幼児教育の総合的な視点をもつ幼稚園教員を養成します。
幼児と出会う?幼児の発達を理解する?現実の幼児教育に関わる、の3つのステップを中心に、幼児とのふれあいの中から多くを学び、「幼児教育の現場と関わりつつ学ぶ」という創造的?体験的な側面を重視します。さらに、学校安全や危機対応についての知識や能力を養います。

1~2年次は必威体育で履修し、3~4年次は天王寺キャンパスで履修します。

求める学生像

  • 高等学校等で履修した教科?科目全般にわたる基礎学力を十分に修得した人
  • 幼稚園等での教職に就くことを強く希望し,その意思を持ち続けることのできる人
  • 幼児教育に深い関心を持ち、十分な教育実践力を身につけようとする意欲にあふれる人
  • 幼児とのふれあいなどの体験的な活動を通じて学びたいと思っている人

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学びのポイント 1

幼児期から児童期の発達と学びを見通し、制度や歴史を理解する

幼児期から児童期の発達や学び、制度や歴史に関する理論的及び現場での実践的学びで、知見を鍛えていきます。

学びのポイント 2

子どもたちの主体的な表現を支える力量を育む

音楽、演劇、リトミック、造形、ダンスなどの一流の技と心にふれ、それを幼児にあわせて実践に活かす総合的な力量を育みます。

学びのポイント 3

多文化共生、障害共生、子育て支援など、新しい課題に対応する態度と基礎を培う

時代の最先端の課題を理解し、将来の社会や海外への視野を拡げ、新たな実践を創造する基礎を培います。

募集人員

15人

学習領域

幼児教育学、幼児心理学、保育内容

取得できる免許?資格

●:幼稚園教諭一種
○:小学校教諭一種

資格:学校図書館司書教諭、図書館司書

●:卒業要件単位で取得できる教員免許状
○:卒業要件以外の単位を併せて履修することによって取得できる教員免許状
(ただし、授業時間割上の制約によって希望する免許状が取得できるとは限りません)

4年間の学び

幼児教育専攻では、臨床的な幼児教育を学ぶことを基本にしています。そのため、多くの非常勤講師の先生方の支えも得て、幼児の教育と発達に関する講義と演習を用意しています。
特に、臨床的な学びのテーマとして、実践的?臨床的カリキュラム理論、しょうがい?多文化共生保育(しょうがいや多文化を共に生きる保育)や幼児期からの仲間との関係の問題など幼児期の臨床的諸課題について考えます。また幼稚園等での創作音楽劇や、未就学児のためのコンサートを通して実践的に学べます。
同時に、そのような学びと並行して、1回生から幼稚園等での実習に取り組み、2回生?3回生でのインターンシップへの参加、学生が自ら課題を見つけられる機会を準備しています。

1回生

幼児教育の概観をふまえる

「教職入門」での観察実習や附属幼稚園での入門的授業で、幼児教育の全体像をふまえます。

主な授業
  • 教職入門
  • 幼児教育実践総論
  • 幼児心理学特講
  • ピアノ表現演習Ⅰ?Ⅱ
  • ICT基礎a?b

2回生

指導法の基礎をかためる

5つの領域に関する指導法、課程論などから実践の基礎をかため、自身の得意領域も意識しはじめます。

主な授業
  • 幼児教育課程論Ⅰ
  • 幼児教育指導法Ⅰ
  • 幼児教育研究調査法Ⅰ?Ⅱ
  • 表現指導基礎演習Ⅰ?Ⅱ
  • 就学前の教育学
  • 5つの領域に関する指導法(健康、人間関係、環境、言葉、表現)
  • 幼児教育インターンシップ

3回生

実践現場の機微を学ぶ

教育実習や「幼児理解と教育相談」?保育とダイバーシティ?などにより、現場の機微を学び、多様性への対応力を養います。

主な授業
  • 幼小連携教育論
  • 幼児理解と教育相談
  • 表現指導演習Ⅰ
  • 保育とダイバーシティ
  • 保育内容実践演習Ⅰ~Ⅴ
  • 幼児教育実践研究Ⅰ?Ⅱ

4回生

ライフワークの基礎を築く

領域を深めた授業や卒業論文で、自身が生涯をかけて取り組むテーマに出会うことを目指します。また「教育実践演習」などで現場に出る最終準備を行います。

主な授業
  • 教職実践演習
  • 幼児教育学特講
  • 保育内容特講
  • 家庭地域連携の政策
  • 幼児教育実践研究Ⅲ?Ⅳ

教員からのメッセージ

少人数のアットホームな専攻で、先輩後輩のつながりを大切にしています。また専任教員全員が自治体の委員などを務めています。そして本学を卒業?修了し、現場で活躍している先輩や養成校の教員となった先輩が、非常勤講師として直接指導、講義を担当してくださいます。また修学期間に海外の大学へ留学するにとどまらず、海外の幼稚園に勤めている先輩もいますので、将来、自分たちのキャリアを考える場も広がっています。